あなたは普段頭が痛くなることはありますか⁇
症状のでるタイミングや原因は人によって違いますが
頭痛そのものは二つに分けられます。
それが
「片頭痛」
「緊張型頭痛」
の二つです。
違いについてはこれから詳しく書いていきますが
先に1つ言っておくと
この二つは対処法が真逆だということです。
お客様のお話を聞いていくと
頭痛に悩まされている方も多いのですが
意外とご自身がどちらのタイプに当てはまるのか
分かっていない方がよく見受けられます。
今、自分がどちらの頭痛が起こっているのか
きちんと知っておかないと、間違った対処法だと
症状が悪化してしまうことがあるため
今起こっている頭痛がどちらなのかは把握しておく必要があります。
今回はそんな頭痛について書いていきます!
まずはデスクワークがメインの仕事の人に多い
「緊張型頭痛」から。
これは頭の横にある筋肉や、首、肩などの筋肉が緊張して起きるものです。
筋肉が硬くなると血流が悪くなるため、老廃物が溜まっていき
その結果、周囲の神経を刺激してしまう為に痛みが発生します。
緊張型頭痛の痛み方の特徴は
「頭全体が締め付けるような」痛みです。
このパターンのタイプの人は
単純に首や肩周りの筋肉をほぐして
血流を良くしてあげるとかなり改善していきます。
そのため首や肩まわりのストレッチを取り入れると
効果的です!
さて、次は「片頭痛」のほうですが
こちらは先ほどと違い
何らかの理由により脳の血管が拡張し、それによって
周囲にある「三叉神経(さんさしんけい)」が刺激されることにより発生する
炎症物質がさらに血管を拡張することにより片頭痛が起こります。
この頭痛の痛み方は
「脈が打つように」痛み、吐き気や嘔吐につながることもあるという
症状としては強めに出ることも多いタイプです。
また、特徴としては
頭痛の出る前に目が光でチカチカするような視覚的な前兆が
起こることもあり
普段気にならないような光やにおい、音を不快に感じる場合もあります。
そして、ホルモンの変化により症状が出ることも多いため
この頭痛は女性に多いと言われています。
痛みの原因は要は血流がよくなりすぎていることなので
簡単な対処法としては首のあたりを少し冷やしてあげるのも一つの手段です。
そして生活習慣にも少し気を付けなければいけません。
食べ物の中には例えばポリフェノールなどの
血管を拡張させる作用の食べ物もあるため
ワインやチョコレートを好む人は控えめにするなどの
調整が必要です。
ちなみに実は頭痛の種類はもう一つあり
左右の目の周囲から側頭部にかけての激痛が起こる
「群発性頭痛」
これは頭痛と共に痛みのあるのと同じ側に
目の充血、流涙、鼻づまり、鼻水、眼瞼のむくみ、額と顔の発汗
などといった症状があらわれます。
正直これに関しては先ほどの二つと比べると
発症してる人はかなり少なく、また明確な原因もあまり解明されていません。
病院でしっかり検査をしたうえで処方される薬で改善される可能性もあるため
何をしても改善されない場合は一度検査しに行くことをオススメします。
いろいろ書きましたが
当院では頭痛に悩まされているお客様もよく来院されます。
中には偏頭痛だと思っていた人が緊張型の頭痛だったということもありました。
カウンセリングの中でしっかりお話を聞き
そういった見極めをしながらその人にあった施術を提案させていただきますので
もしお困りであればいつでもご相談ください!