町中のマッサージ屋などでもよく見かける
「肩甲骨はがし」
テレビ番組でもたまに取り上げられたりするので
ほぇ~
肩甲骨って大事なんだなぁ~
ってなんとなく思ったことはあなたもあると思います。
ただ、何が、どう大事なのか知っていますか…⁇
今回は肩回りや腕の動きなどに関しては避けて通れない
肩甲骨について知識を詰めていきましょう!
まず肩甲骨というのはイメージでいうとお皿に似たような形をしています。
身体の後ろから 身体の前から
鎖骨とくっついて「肩鎖関節」という構造をとるというのと
二の腕の部分にある「上腕骨」をはめ込むためのくぼみがありそこの関節を
「肩甲上腕関節」と呼びます。
※身体の前から見た図
しかし、肩甲骨に関してはその二か所以外には結びつきはほとんどなく
あとは肩や背中、腕の筋肉がくっつき、今の場所に固定しているだけなので
それらの場所の筋肉が硬くなれば一緒に肩甲骨も動きが悪くなります。
ここで一つ、重要なポイントを挙げると
上腕骨と肩甲骨の動きは連動している
ということです。
「腕を上げる」という動作。
イメージするのは少し難しいかもしれませんが
実はこれは腕単体で行っているわけではありません。
上の図のように普段真っ直ぐになっている肩甲骨が
斜めにスライドして上がらないと、腕は真っ直ぐ上がり切りません。
そして肩や腕を動かさないまま過ごすと
そのままどんどん固くなっていきいつの間にか
肩や腕が上がらないなんてことにつながったり
肩こりなどがひどくなる原因にもなります。
かなり専門的な内容にはなりますが
この上腕骨と肩甲骨の動きの関係を
「肩甲上腕リズム」といい
腕を上まで挙げる際のこの二つの骨の働きとしては
上腕骨:肩甲骨=2:1となっています。
簡単に言うと
真っ直ぐ上まで腕を上げるときの180℃の動きのうち
120度は腕が、残りの60度は肩甲骨が担当しているということです。
最後のあたり難しい話をしてしまいましたが
ポイントとして覚えて頂きたいのは
・肩甲骨の動きが悪いと肩や腕が上がらなくなる
・肩甲骨は肩や背中の筋肉の固さによって動きが変わる
ということです。
正直、普段あまり意識することがないことだとは思いますが
日常生活を送るうえでも重要な部分です!
当院では骨盤や姿勢の矯正も得意とさせていた大いておりますが
身体の動きなどもしっかり診れるので
お困りの方はぜひ一度ご相談ください!
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