突然ですが
いまこの記事を読んでいただいているあなたに
ちょっとチェックしてほしいことがあります。
1.楽な座り姿勢で座ってください。
2.指で腰の真ん中あたりを触ってみてください。
その時に指先にゴリゴリ骨っぽいものは触れるか
確かめてみてください。
…いかがでしょうか⁇
先ほど言った骨の感触がある方は
身体の危険信号が出ています…
いきなりこんなこと言われてもって感じだと思うので
なにがそんなに危険なのか⁇
今回は姿勢が関係するいろいろな疾患のうちの一つを
ご紹介していこうと思います!
最初に基本の姿勢のおさらいだけしておきますが
人の骨格は横から見ると
腰の部分で腰椎が前にカーブ(前弯)し、背中で胸椎が後ろにカーブ(後湾)し
首で頸椎が前にカーブします。
この緩やかなS字の正しい姿勢を「生理的湾曲」と言います。
さて先ほどご自分でチェックしていただいたときの
腰の骨が触れると何がいけないかというと
腰の骨が触れてしまうということは
骨盤が後ろに傾いてしまい腰椎も後湾してしまいます。
この時背骨と背骨の間に椎間板というクッションの
働きをする軟骨がありますが
その悪い姿勢が続くと段々負担が集まっていき
結果的に椎間板がつぶれ「椎間板ヘルニア」というものになってしまいます。
この名前自体は何かしらで聞いたこともあるかもしれませんが
どういった主な症状が出るかというと
足の痛みやしびれがあり
お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、脛にかけて
そういった症状が出ている場合本疾患の疑いがあります。
また、これだけでなく
症状が進行していくと下肢の筋力低下や
排尿、排便障害も起こる可能性もあります。
すぐになるものではないですが
その悪い姿勢を続けていくとなってしまう可能性はかなり高くなってしまいます。
悪い姿勢=椎間板ヘルニアの予備軍
といっても差し支えないでしょう。
将来、自分がそんな症状で辛い思いをするのは
誰でも嫌だとは思いますが
なってしまってからでは遅いのでなる前、今のうちに
しっかり予防をしていきましょう!