なぜ産後の骨盤矯正をしなければならないのか? その②

なぜ産後の骨盤矯正は必要なのか…
その続きを書いていきたいと思います!

前回はホルモンのお話が主でしたが
今回は筋肉について触れていきます。

妊娠後期になってくると
だいぶお腹も大きくなってきますが
その時体の中ではお腹周りや奥にあるインナーマッスルが
かなり引き延ばされた状態になっています。

それが何週間も続いているわけですから
もちろん、筋肉たちはとても疲れがたまっていきます。

その後出産し体はホルモンの働きにより
少しづつ元に戻っていきます
それだけではすべてが元には戻らないこともあります。

また、以前聞かれたことがあることなのですが
帝王切開の場合赤ちゃんは産道を通ってないから
しなくてもいいんじゃないの?と。

結論から言うと
逆に帝王切開をした方のほうがしたほうがいい場合もあります!

その理由が
赤ちゃんが産道を通らずとも
お腹が膨らんで筋肉が引き延ばされたり、ホルモンによって
骨盤の靱帯がゆるみ、歪みやすくなっていることに変わりはないということ

大宮写真㉔

 

 

 

 
そして、帝王切開のときにお腹やインナーマッスルを切るため
術後その切開痕が痛み真っ直ぐではいられないため
そこからさらに体を支えるためのインナーマッスルが弱り
余計に姿勢が悪くなってしまうからです。

 
ポイントとして今回覚えておいてほしいことは
・妊娠中は筋肉が引き延ばされ出産後も疲労しているため
支える力がかなり弱まっていること

・帝王切開の方でも出産の直前までは普通分娩の方と
状態は変わらないためむしろ骨盤矯正をしたほうがいいこと

いろいろと書きましたが
おおまかにこの2つのことを覚えておいてもらえたらと思います。

次回はおまけとして
産後の骨盤矯正の適切な時期を
解説しておこうと思います!

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